誹謗中傷・人権侵害・個人情報の投稿や嫌がらせへの対応

ネットでは知らない人から迷惑行為を受けることがあります。ブログのスパムコメントやSNSでの誹謗中傷、人権侵害、個人情報の流布、嫌がらせなど。

ブログのスパム(迷惑)コメント対策は、サービスの提供元がおこなっていると思いますが、スパム(迷惑)行為や誹謗中傷、人権侵害などは通報・相談のほか場合によっては訴えることもできます。

嫌がらせへの対応と対策

ブログやフェイスブック、ツイッター、ラインなどのSNSを利用していると、知らない人からスパム(迷惑)コメントが届くことがあります。

スパム(迷惑)コメント、誹謗中傷、人権侵害、個人情報の流布、嫌がらせなどの原因となっている人間とは、どのような人間でしょうか。

ネットユーザーの倫理意識が低下

情報処理推進機構が発表した情報セキュリティに対する意識調査で以下のことが報告されました。

1.情報セキュリティの脅威に対する意識調査
・若年層およびパソコンの習熟度が低い利用者は適切なパスワードを設定していない
・行動ターゲティング広告は、利便性よりも閲覧履歴等の情報が収集されることやその管理が不安視されている
2.情報セキュリティの倫理に対する意識調査
悪意ある投稿をするスマートデバイス利用者が増加。倫理意識の低下傾向が見られる
・“他人のアカウントであっても、推測等でログインできたらインターネットサービスを利用する”20代の利用者の割合は前回調査より倍増

出典:「2014年度情報セキュリティに対する意識調査」報告書について

スパム(迷惑)コメント、誹謗中傷、人権侵害、個人情報の流布、嫌がらせなどの原因となる人間には、倫理意識の低下があるようです。

悪意ある投稿は倫理意識の欠如

先ほどの結果には以下のことが書かれていました。

悪意ある投稿をするスマートデバイス利用者が増加。倫理意識の低下傾向が見られる
インターネット上に投稿をした経験がある利用者において、悪意ある内容の投稿をしたことがあるか調査したところ、前回調査と比較してパソコン利用者では4.2ポイント減少したものの、スマートデバイス利用者では3.4ポイント増加した。
スマートデバイス利用者にその理由を聞いたところ、前回調査から増加したポイント数の多い順に、「相手に仕返しをするために(13.2%)」が+5.4ポイント、「人の意見に反論したかったから(32.3%)」が+4.4ポイント、「炎上させたくて(6.8%)」が+4.0ポイントであった。
さらに、投稿後の感情を聞いたところ、後悔や反省を感じる割合は少なく、「気が済んだ、すっとした」が31.9%と最も多かった。
インターネット上に投稿した内容次第では、その情報が広範囲に拡散し、削除できなくなることがある。一時的な感情に任せた投稿をしないよう、冷静に行うことが必要である。

悪意ある投稿をおこなう理由(仕返し、反論、炎上させたくてなど)から倫理意識の欠如がうかがえますが、後悔や反省を感じる割合は少なく「気が済んだ、すっとした」した回答者が多かったのは、精神に異常があるのでは?と、疑わしい状況です。

ネットでスパム(迷惑)コメント、誹謗中傷、人権侵害、個人情報の流布、嫌がらせなどを受けたら、然るべき措置をとれる機関への相談や通報が安全な対策とわかります。

自己防衛のために

ネットユーザーには、倫理意識が欠如している人や精神に異常をきたしている疑いのある人が紛れこんでいることがわかりました。

自己防衛のために、まずはインターネットのマナーやルールを守りましょう。これを無視すると、倫理意識が欠如している人になります。

▶ webサイト・ブログに共通するマナーやルールについて

悪意ある投稿・迷惑行為対策

倫理意識が欠如している人に関わると大変なことになりますが、関わりたくなくても、相手から近寄ってくる場合があります。

スパム(迷惑)コメント、誹謗中傷、人権侵害、個人情報の流布、嫌がらせなどの迷惑行為対策について知っておきましょう。

▶ ネットを使ったいやがらせや迷惑行為
▶ 誹謗・中傷・個人情報の流布

被害を受けたら

迷惑行為の被害を受けたら、まずは証拠を保存してください。下記のweb魚拓で該当ページを保存できます。

▶ web魚拓

次に削除依頼などをおこないますが、詳しくは下記のサイトをご覧ください。

▶ インターネットホットライン連絡協議会
▶ 違法・有害情報相談センター
▶ 法務省インターネット人権相談受付窓口

怪しい人からのコンタクト

インターネットを利用していると突然、怪しい人からメールやメッセージが届くことがあります。

最近は迷惑ラインが増加中のようですが、ツイッターなどのSNSでラインのIDを公開している怪しい人もいるので注意してください。

怪しい人からメールやメッセージが届いたら、絶対に返信してはいけません。自分からコンタクトする(メールやメッセージを送る)こともやめておきましょう。

怪しい人からのコンタクトは、下記を参考に対処してください。

▶ 迷惑メールを配信停止する通報先とスパム撃退の注意点

詐欺などの犯罪と疑わしい行為

詐欺などの犯罪と疑わしい行為の場合は、下記を参考に対処してください。

▶ ネット犯罪の通報はこちら・情報提供して被害を防ごう!

まとめ

誹謗中傷・人権侵害・個人情報の投稿や嫌がらせへの対応について紹介してきました。

悪意ある投稿をおこなう理由(仕返し、反論、炎上させたくてなど)から倫理意識の欠如がうかがえました。怪しい人には近寄らないことですが、相手が近寄ってきても決して相手にしないことです。

コメントなどを公開すると、ほかの人が犯罪に巻き込まれる可能性もあります。自分が倫理意識が欠如している人になってしまわないようマナーやルールを守りましょう。

スパム(迷惑)コメント、誹謗中傷、人権侵害、個人情報の流布、嫌がらせなどを受けたら、安全な対応ができるよう紹介したサイトを利用してください。


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