最近の若者の特徴と育て方-使い捨てにされるタイプ

最近の若者はダメだ、最近の若い奴は…と、若者が気にする傾向なのかわかりませんが、危険なのは病気と若者言葉の裏、社会の仕組み…これはヤバイぞ!

「最近の若者は」いつから言われるようになったのか?

古代エジプトから始まり、法隆寺、プラトン…と、現代のお年寄りと続います。

これから若者にも知ってほしい危険なこともあわせて伝えます。

最近の若者について

「最近の若者は」の起源については、下記を読んでください。

▶ 「今時の若者は◯◯」というフレーズについて【雑学】
▶ 驚愕の事実!「最近の若者は」というフレーズは古代エジプトのときから言われていた

最近の若者で、深刻なのは病気と若者言葉の裏ですが、先に病気について紹介します。

最近の若者の特徴

これは病気と書いてはいけないのかもしれませんが、”病”と書かれていたので…下記を読んでください。

最近の若者に多い「ずうずうしい病」の特徴3つ
1.自分のすべてを受け入れて欲しい
2.自己肯定感は強いのに自信はない
3.頑張りたくないけど幸せになりたい

出典:我が強いのに自信はない!? 最近の若者に見られる「ずうずうしい病」の3つの特徴

最近の若者には「ずうずうしい病」にかかっている人がいるようです。

今の若者はゆとり世代とも言われていますが、さとり世代と名を変えて特徴があげられています。

さとり世代(ゆとり世代)の特徴

「僕たちは『ゆとり』じゃない!日本の現状を受け入れた『さとり世代』なんだ!」と声があがり、”さとり世代=ゆとり世代“となったのですが、特徴等について下記の話があります。

▶ 「さとり世代」ってどんな世代? 4つの特徴

さとり世代(ゆとり世代)の特徴にある「若者が良くも悪くも持っていた行動力を失ってしまっている」ことには注意が必要です。

いつの時代も「若い人」は変わらない

「最近の若者は」と言われる中に若者言葉もありますが、若者言葉は、いつの時代も注目されます。そして、若者言葉は、いつしか死語となり、世代間のギャップ(変化)を教えてくれるものでもあります。

そう考えると、いつの時代も若者は変わらない理由も下記の通りですが、若者言葉の裏にある努力について、下記の引用元をお読みください。

敬語を知らない人種
最近の「若い人」たちのいちじるしい特色は、敬語を知らないということである。すな
わち、友だちと話をするときも、先生とか先輩と話をするときも、同じ用語しか使えな
いということである。相当の教養のある家庭の子女でも「古い」人たちが聞いたら
びっくりして、顔をしかめたくなるような話法を用いる。

出典:鍵山整允著、能力主義的資格制度 1970年代の賃金と人事管理1972年6月6日発行
引用元:「今どきの若者」の特徴と背景~ゆとり世代を戦力化するために~

最近の若者の特徴と育て方

先ほどの資料からですが、これは就職してくる若者を育てるために参考になると思ったので、抜粋しておきます。

部下を持つ上司のみなさんや職場で先輩となる人たちは参考にしてみてはどうでしょうか。

まとめ 特徴と育て方の方向
・積極性の低さ、打たれ弱さ、一つのことに没頭しないことが懸念される
・一方で、素直かつまじめなので、オーソドックスに指導すればよい
・わかりやすく説明する
・小さな成長であってもほめる
・ときには叱る。叱るときは感情的になったり突き放したりせずに、具体的に改善方法を説明する
・少しずつハードルを上げる。
・方向を示して、手段を考えさせ、報告させてアドバイスを与えながら育てれば、自主性を引き出すことはできる
・チームワークを大切にするので、面倒見がよい先輩につけて一緒に仕事をさせる
・放任したり突き放すことは、リスクが大きい
・「こうしたら出世できる」などと言っても乗ってこない
・小さな子どもの教育と同様に、手間がかかる。しかし、定着率は高そうなので、長期的な視点を持って指導できる。手間をかける価値がある相手である

出典:「今どきの若者」の特徴と背景~ゆとり世代を戦力化するために~

すべては潰されてから気づく

若者は社会経験が少ないので「潰される」という言葉で表現されることがありますが、社会には人間をつぶす仕組みがあります。その代表がブラック企業ではないでしょうか。

ただしブラック企業は、経験したことのない人は誰でも陥ることだと思います。中高年退職者を食い物にする企業をハローワークも紹介しているようです。

ブラック企業の特徴や見分け方の参考に下記を読んでください。

▶ 「いい人」ほど絶対辞めさせないブラック企業のあんまりな手口
▶ 中高年退職者を食い物に!ハローワークが紹介する“辞められないブラック企業”
▶ ブラック企業に関する多様な話題や情報を集めたまとめ
▶ ブラック企業大賞

社会には、若者だけでなく、人間自体をつぶしてしまう仕組みが社会に構築されていました。このような仕組みに利用されると、すべては潰されてから気づくことになります。

また人間を潰すのは、ブラック企業だけでなく、犯罪に利用されるケースもあります。

詐欺をおこなう若者たち

オレオレ詐欺、振り込め詐欺、架空請求詐欺といった特殊詐欺で逮捕されるのは、決まって若者ですが、若者の貧困化を犯罪者が利用していることがわかっています。

またネット社会となり、フェイスブックやツイッター、ミクシィ、モバゲーなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でも詐欺が横行し、若者がターゲットにされています。

下記をお読みください。

▶ 高齢者に牙をむく若者が急増 背景に貧しかった自らの生い立ち
▶ 若者が爆発的に利用するSNSで「成りすまし詐欺」などが多発
▶ 若者の夢を食い物にするSNS詐欺
▶ 起業したい若者を餌食にする輩に注意
▶ 就職難 錯覚陥る若者

このように詐欺の実態から注意喚起がおこなわれています。

犯罪者の手口と断り方

社会には若者の人生を食いものにして生きている犯罪者がいることがわかりました。犯罪者の発見には、ニュースなどをみて新手の詐欺や犯罪情報を知って騙されないようにしておかなくてなりません。

ニュースなどはネットで流れているので、そちらをみていただくとして、ここでは犯罪(詐欺)の手口と断り方を紹介します。下記をお読みください。

▶ ポリスチャンネル
▶ 人を騙す人と騙される人の心理と特徴~詐欺の手口~▶ 若者注意!ネットワークビジネスの手口と断り方
▶ 若者も他人事じゃない!増加する振り込め詐欺から身を守る最新対策4つ

若者がだまされ、悪用される社会の仕組みを知ると、これからの日本を支える人材を使い捨てる現実が浮きぼりにされ「日本はヤバイぞ!」と気づきます。

使い捨てにされないために

社会の仕組みに気づいた人は、どうすればよいのかわからないかもしれません。そんな時は、下記の専門書をお読みください。

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まとめ

最近の若者の特徴と育て方、使い捨てにされるタイプを紹介してきました。

「最近の若者は」といわれるのは、昔から変わらないことでしたが、世代的な変化が病気や若者言葉、さとり世代(ゆとり世代)の特徴としてあげられており、若者の育て方もありました。

社会には、ブラック企業や犯罪に利用するなど、若者だけでなく人間をつぶす仕組みがありました。

ブラック企業に勤めると使い捨てにされ、詐欺をおこなうと自分から使い捨ての世界に飛び込むことになります。

社会を生き抜くには、専門書を読んで会社や付き合う人を選べるようになること、人を見る目が大切です。騙されて使い捨てにされないように注意してください。


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