個人情報流出、特定され弁護士に削除依頼をする人も…ブログはあの事件が起きた危険なネットの世界に配信していることを忘れてはいけません。
メールアドレス、カメラで撮影した映像や音声、新聞やインターネットなどで既に公表されている情報など。
ブログで配信する場合もありますので、まずは関係の深い個人情報について理解しておきましょう。
目次
個人情報とは
個人情報とは次に該当する情報をいいます。詳しくは出典のリンク先をお読みください。
個人情報の定義(保護の対象、義務の対象)
「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、その情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により、特定の個人を識別することができるものをいいます。その情報自体によって特定の個人を識別できるもののほか、他の情報と容易に照合することができ、それによって特定の個人が識別できるものも含みます(法第2条第1項)。
リンク先よりメールアドレス、カメラで撮影した映像や音声、新聞やインターネットなどで既に公表されている情報など、特定の個人を識別することができる場合、個人情報に該当することがわかりました。
ブログを作成する場合、記事が個人情報の流出や漏洩につながり事件等に巻き込まれることもあります。
個人情報流出による事件等
個人情報と関係のある個人が起こした事件等です。炎上事例と防止・対処法もあわせて下記リンクよりご覧ください。
嫉妬や妬み、怒りや憎しみなどの感情が爆発して事件等に発展することがわかります。ほかにも企業が起こした事件もあります。
個人情報売買の実態
個人情報が売買されていた実態が明るみになり、企業の信用が失われた事件もありました。下記リンクよりご覧ください。
▶ あなたの情報もいつの間にか…個人情報売買の恐怖の実態
▶ 個人情報買います!売ります!名簿業者がやりたい放題すぎる
▶ 超悪質!!アプリを使い大量の個人情報を抜き取っていた会社社長ら、逮捕される
▶ 日本の個人情報流出事件まとめ
お金に目がくらみ個人情報を売買する企業もあります。
SNSで個人が晒される時代
SNSの流行により実名(本名)を公開する人も多くなりましたが、特定され晒されることもあります。
▶ 今さらで済ませないインターネットやSNSなどでの危ない流行
▶ 【ネット炎上】一般人有名人炎上お祭りまとめ【Twitter】飲酒運転喫煙痴漢暴言窃盗【バカッター】
SNSでは、なりすまし犯罪や個人情報の流出が相次ぎ、個人が晒される時代になっています。
ブログは実名(本名)と匿名を使い分ける
事件等をみてネットが犯罪の温床になりやすいこともわかりました。その環境であえて実名(本名)を公開するのは、どのような場合でしょうか?
会社や事業、仕事などで使用する場合は取引の関係上、個人情報は公開すると思います。個人の場合はどうでしょうか?
事件等をふまえ、配信する情報や利用する目的によって柔軟な対応が求めらていると思います。
ブログに限定すれば、ブログを作る目的から実名(本名)と匿名を使い分ける必要があると思います。
ネットにも危険人物がいる現実
なぜ使い分ける必要があるのかについては、ネットにも下記のような危険人物がいるからです。
先に個人情報が売買されていた実態もありましたが、個人情報を狙っている危険人物もいます。
このような環境ですから実名(本名)と匿名を使い分ける必要があると思います。難しいのは線引きです。
信憑性が必要な記事かどうか
ブログの目的は記事の内容に反映されるため、内容によっては信憑性が求められることになります。
当ブログの場合、ネットの情報を根拠とするので、リンクで示すことができますが、個人的な意見の場合は経歴や経験など、個人情報が信憑性を与える場合もあります。
そのため個人情報の公開・非公開は「信憑性が必要な情報かどうか」を分岐点とし、実名(本名)と匿名を使い分ける必要があります。
「信憑性が必要な記事かどうか」が、実名(本名)と匿名を使い分ける分岐点で線引きのポイントになります。
実名(本名)・匿名を決めるのは自分
ブログは実名(本名)と匿名のどちらで作ればよいのかについては、これまでのことをふまえ自分で判断しなければなりません。
誰か(ネットの情報など)にそそのかされて個人情報の公開・非公開、ブログの実名(本名)・匿名を決める必要はありません。
犯罪者が個人情報を狙っている環境で、個人情報や実名(本名)の公開を迫る人とは、どのような人でしょうか?
よく考えてみてください。
個人情報や実名(本名)の公開を迫るのはおかしなことです。
まとめ
ブログは実名(本名)と匿名(ニックネームやペンネームなど)のどちらで作ればよいのかについて考えてきました。
実名(本名)は個人情報であるため、個人が特定され事件等に巻き込まれることがわかりました。
事件等をみてネットが犯罪の温床になりやすく、利用目的から実名(本名)と匿名を使い分ける必要がありました。
「信憑性が必要な記事かどうか」が、実名(本名)と匿名を使い分ける分岐点で線引きのポイントでした。
実名(本名)と匿名のどちらで作ればよいのかについては、目的によっても異なるため、自分で判断しなければならない難しい問題でした。
参考までに、当ブログを匿名した理由は安心・安全と判断したからです。危険人物がいる環境では、安心と安全も大事だと思います。