悪い男や悪い女に騙されると「騙されるほうが悪い」といわれることもあります。騙されやすい人は何度も騙されることもあるため要注意です。
一体どのような人間が、人を騙し、また人に騙されるのか。騙す人は嫌われ、犯罪者になることもあります。
騙されたくない人は、自分の心理と特徴を照らし合わせながら、予防線をはることをおすすめします。
目次
騙す人、騙される人の心理と特徴
騙す人、騙される人の心理と特徴について、詐欺の実態から紹介していきたいと思います。
今ではネット利用者なら、知らない人はいないと思われるほど、有名な詐欺があります。
その詐欺師(犯罪者)である騙す人、詐欺にあった騙される人の心理を専門家が次のように書いています。
ネットの専門家が、次のような特徴をあげています。
このように騙す人、騙される人の心理と特徴は、詐欺師の事例からわかります。
詐欺師(騙す人)の心理と特徴
先ほどの記事から、詐欺師(騙す人)の心理と特徴を抜粋してみます。重複する内容等もありますが、次のようになります。
●詐欺師(騙す人)の心理と特徴
・生身の人間に直接対面して騙すのは犯罪行為だという自覚があるので、相当の覚悟がある
・インターネットの場合は抽象的な感覚になってしまう傾向が強い
・インターネットの場合は不法行為を犯しているという実感がない
・気軽に、ゲーム感覚で、さしたる抵抗もないまま加害者(詐欺師)になってしまう
・現実感がない
・多くの人が持つ欲求を刺激するような文言で誘いかける
・二束三文の価値もないものを高額で売りつける
・数量や期間を限って購買意欲を刺激する
・札束の写真を掲載したり、「私もこれで儲けました」という成功事例を数多く載せたりする
・良心的な業者を装う
・不安のような、人の心の弱い部分を狙い撃ちにしてくる
・不安や不幸といった精神的なほころびを狙い撃ちにしてくる
・あいまいで実態のない話をする
・逃げたりせずに、つかず離れずといった関係を保つ
・いままで詐欺に遭った人のリストをほしがる
・騙された人のリストをほしがる
このように詐欺師(騙す人)の心理と特徴をみてくると、人を騙す人には、良心や道徳、モラルなどが欠如していることがわかります。
人をだます時点で人間性も問われますが、ネットで人を騙す人は、そもそも犯罪意識がない可能性もあることがわかります。
被害者(騙される人)の心理と特徴
次は被害者(騙される人)の心理と特徴を抜粋してみます。重複する内容等もありますが、次のようになります。
●被害者(騙される人)の心理と特徴
・あるわけがないことに気付けない
・何か『裏』があることに気付けない
・冷静に考えられない
・どんなものでも『信じたいもの』に関連付けてしまう
・いかに『ありえない』『非現実的な』ものであっても信じ込んでしまう
・「騙されたい」という心理がある
・「自分を導いてくれるものが欲しい」と思っている
・強く信じ込んでいくようになる
・寂しさや不安をかかえている
・「騙された」という事実を認めたがらない
・都合の悪いものを排除したり、理屈をつけて納得したりする
・何度も詐欺に引っかかってしまう
・『そんなのはインチキだ、騙されているんだ』などと言っては、かえって逆効果
・誰にも相談せずに自分ひとりで決めてしまっている
・「自分は騙されない」という思い込みがある
・心が充実していない、ゆとりがない
・1回騙されるくらいだから基本的に脳みそが不自由
・欲の皮が張ってるから「今度はこれで取り返せます」に引っかかる
・自分の掴んだのはたまたま偽物だけど本物はきっとあると信じる
欲は深いけど脳みそが不自由といったところでしょうか。
人に騙されたことのある人や騙されそうな人は、この心理と特徴にあてはまるようなことがないか考えたほうがよさそうです。
騙されやすい人と騙されにくい人
紹介した記事には、次のことも書いてあったので注意しておきましょう。
●騙されやすい人
「自分は騙されない」「自分は判断で間違うことなんてない」「騙されるヤツはバカだ。自分は違う」と思い込んでいる人のほうが、かえって騙されやすい。●騙されにくい人
目標や目的意識のはっきりしている人、自分が何を目指しているのかを明確に持っている人は、騙されにくい要素があります。
それから、良好な人間関係を築いている人。
人を騙す悪の構図と手口(人を騙す方法)
騙される人がいるのは、騙す人がいるからですが、この人を騙す悪の構図について動画があるのでご覧ください。
次の記事にも手口(人を騙す方法)などが書かれているので読んでください。
▶ ついに言っちゃう、ソーシャル詐欺師の見分け方
▶ ネット詐欺にやられた人は次にまたはめられるという話
▶ 本日の独り言。ITビジネスでもなんでもない、単なるマルチ商法まがいについて
騙される人はバカや脳みそが不自由な人
ここまで、騙す人、騙される人の心理と特徴や構図と手口などをみてきました。騙される人はバカや脳みそが不自由な人とわかりました。
誤解があるといけないので書いておきますが、動画や記事で言われていたことは、騙す人(詐欺師)よりもバカや脳みそが不自由な人と思います。
つまり、騙す人(詐欺師)は、面倒なことにならないように、自分よりもバカや脳みそが不自由な人をターゲットにしていることになります。
詐欺師は騙されるのは、バカな人の特徴と思っているかも知れません。詐欺師に騙されないことは、バカにされない方法といえるのではないでしょうか。
嘘つきの特徴と対処法
詐欺師と被害者の事例から、人を騙す人と騙される人の心理と特徴などをみてきました。
騙す人は嘘つきですが、嘘つきと一言にいっても病気もありますし、良心のない人もいます。次の記事もお読みください。
これで嘘つきの特徴と対処法もわかりました。
知らないと損をする心の法則
人は誰でも騙されることがわかりましたが、不安な人は心理トリックまでわかる専門書をお読みください。
なぜ人は簡単にだまされてしまうのでしょうか。手口を追いかけるだけでは、ダメです。その裏ではたらく心理のトリックにまで迫らないと……。
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まとめ
人を騙す人と騙される人の心理と特徴について紹介してきました。詐欺師と被害者の話から、騙されるほうにも問題があることがわかりました。
騙す人(詐欺師)は、面倒なことにならないように、自分よりもバカや脳みそが不自由な人をターゲットにしていることもわかりました。
嘘つきの特徴と対処法から、人は誰でも騙されることを再確認できました。やはり人を騙す人にはかかわらないことですね。
騙されそうで不安な人は、専門書を読んでください。心理トリックまで理解していると強力な予防線がはれると思います。